滑りにくいAGV用タイヤ
製品名称 | 滑りにくいAGV用タイヤ |
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材質 | NBR |
寸法 | 外径150φ・心金外径120φ・幅45㎜ |
納期目安 | 12~14営業日 |
用途(産業など) | AGV |
概要 | フォークリフトやAGV用のタイヤに使用されるゴム素材AGV(無人搬送機)のキャスターやタイヤには、高い耐久性、耐摩耗性、機械的強度を実現するために、ウレタンゴムや合成ゴムが採用されることがあります。 お客様のお悩み工場内でフォークリフトやAGVを使用されるお客様がよく直面するお困りごととして、タイヤが床についたオイル(油汚れ)や異物の付着による汚れや滑りやすさがあります。 また、使用環境によっては経年劣化、傷み、オイルによる滑り、タイヤ痕が残る、などのお悩みも発生します。フォークリフトの場合、汚れ対策として汚れや異物を除去するリフト用マットを敷くことが可能ですが、それでもタイヤ痕などの問題に悩まれているお客様は多くいらっしゃいます。今回のお客様も工場内で使用しているAGVタイヤの滑りやタイヤ痕にお悩みでした。 小野ゴム工業で実施したタイヤの張替えと追加工お客様からのご相談をいただき工場内の環境をヒアリングしたところ、オイルによるタイヤの滑りが大きな問題でしたので、これまでのAGVタイヤに使用されていたウレタン樹脂を剥離し、耐油性、耐摩耗性を兼ね備えているNBRでのゴムライニングが良いだろうと判断しました。 図面がないタイヤでしたので、以前の状態に合うサイズに外径を研磨加工し、滑り防止のためにタイヤ表面へ縦横の溝加工を施しました。 追加工(溝加工)のポイント溝の入れ方は何度か試行錯誤し、縦横に入れることで滑りにくいAGV用タイヤとなりました。 また、タイヤ痕が残りやすい黒色のゴムではなく、白色にすることでお客様のお悩みを同時に解決しました。 お客様からも「滑らなくなった」「跡が残らなくなった」との評価をいただき、その後何度かリピートで注文をいただいています。 小野ゴム工業ではこのようなゴムの張り直しや追加工も得意としておりますので、同じようなお悩みは是非度相談ください。 技術情報ゴムライニングについてはこちら |