メディウスシートの加工事例

製品名称 メディウスシートの加工事例
材質 メディウス
寸法 厚さ1mm~、幅300mm~、長さ300mm~
用途(産業など)

食品工場の飛散防止やホッパー・スカート部分など
金属探知機で検知可能な点を活かせる分野

概要

メディウスとは?

MeDeus®(メディウス)とは小野ゴム工業が独自に開発した、金属探知機に反応するゴムシートです。小野ゴム工業ではゴム原料+【磁性材料・高比重材料・研磨材料・金属粉末】などの複合技術を得意としており、ゴムの母体であるポリマーの機能を活かし、他の物質とその機能とを複合化して新たなる機能を持った製品を生み出しています。

ゴムシート

メディウスはその中でも、主に食品工場に使われることを想定し、万が一ゴムシートの破片が食品に混入しても金属探知機で発見できるように原材料を配合しています。ごく微量の欠け(約1mm×1mm)でも金属探知器に反応するため、食品・飲料品などの製品への混入を防ぐことが可能です。(食の安全性、品質を守ります。)

メディウスの加工事例

MeDeuSは食品工場の製造ラインで使用される、ホッパーや飛散防止シートなどへ採用された実績が多数あります。

スカート形状
MeDeusはシート状の製品ですが、スカート形状やパッキン加工、丸棒、円筒状などへの加工が可能です。これまで多くの製造現場で使われてきた従来型の弾性シート材からの置き換えとしても、MeDeuSは多数の実績があります。異物混入対策に加え、加工性や耐久性の観点でも評価されており、既存の設備や工程にそのまま適用できる点が導入のしやすさにつながっています。

メディウスに関するよくある相談

メディウスを検討いただいているお客様からは、以下のようなご相談をよくお受けします。

  • 既存製品の代替:食品工場の設備などに最初からついているシートの劣化や破損に伴い、同じ形状のものをメディウスシートで作ってほしい
  • 加工性を活かしたい:金属探知機に反応する性能を保ちながら、求める形状に加工して使いたい
  • 金型成型:メディウスをシート状ではなく形状にして使いたい(シリコン素材のみ)

上記のご相談にも柔軟にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

メディウスの採用例

メディウスが採用された事例をご紹介します。

  • カルビーポテト株式会社様:ホッパーのこぼれ防止や製品破損防止クッション、飛散防止スカートに
  • 食品工場A社様:コンベア周辺の部品(こぼれ防止)
  • 計量器メーカーB社様:計量器内部のクッションやこぼれ防止部品として
  • 設備メーカーC社様:配管やふたなどの接合部に使用するパッキンとして

カルビーポテト株式会社様

技術情報

メディウスについてはこちら

MeDeus