バイトン(フッ素ゴム)製のパッキン等

製品名称 バイトン(フッ素ゴム)製のパッキン等
材質 フッ素ゴム(バイトン / FKM)
寸法 ショア硬度60~80度程度(用途に応じて調整可)
用途(産業など)

化学プラント、自動車・燃料系、石油・ガス機器、医薬品製造設備

概要

バイトンとは?

バイトン(Viton®)は、米国ケマーズ社(旧デュポン社)が開発したフッ素ゴム(FKM)の代表的なブランド名です。フッ素ゴムとはフッ素原子を含むポリマーで構成された合成ゴムの総称で、バイトンはその中でも特に広く知られた製品です。「バイトン指定」でご相談いただくケースも多いですが、FKMやフッ素ゴムとして同等品での対応も可能です。

例えば以下のようなシーンで利用されます。

  • ・パッキン
  • ・Oリング
  • ・ガスケット

バイトン(フッ素ゴム)の主な特徴

バイトンの最も大きな特長は、その優れた耐熱性です。連続使用温度は約200℃、条件によっては250℃程度まで対応可能で、一般的なNBR(ニトリルゴム)やEPDMでは対応が難しい高温環境でも使用できます。また、酸・アルカリ・溶剤・燃料油・鉱物油など幅広い化学薬品に対して高い耐性を持つため、化学プラントや薬品配管のシール材として多く採用されています。
各種オイル・グリース・燃料(ガソリン・軽油など)への耐油性にも優れており、自動車の燃料系シールや油圧機器のシール部品にも適しています。さらに、屋外環境での使用においては紫外線やオゾンへの耐候性が高く長期使用に向いている点や、気体の透過を抑える低ガス透過性も特長として挙げられます。

他のゴム素材との比較

バイトン(FKM)はNBRやEPDMに比べて耐熱性・耐薬品性が格段に優れていますが、素材コストは約10倍程度高めです。「既存のNBRでは液漏れが止まらない」「高温で硬化してしまう」といった課題が出たときに、バイトンへの切り替えを検討いただくケースが多くあります。

バイトンでのゴム成型はお任せください

小野ゴム工業には、「既存のNBRパッキンが薬品で膨潤・劣化してしまうのでバイトンに替えたい」「高温環境でのシール材を探しており、バイトン指定で見積もりが来た」「少量しか必要ないがバイトンで作れるか」といったご相談が届いています。

当社ではバイトン使って成型品の量産をしていますので、取扱い自体は問題なく対応可能です。

金型の制作からご相談を承っておりますので、バイトンでの制作を検討しているお客様も是非お問い合わせ下さい。

技術情報

ゴム成型についてはこちら

ゴム成型