平物へのウレタンゴム溶着(焼付接着)
| 製品名称 | 平物へのウレタンゴム溶着(焼付接着) |
|---|---|
| 材質 | ウレタンゴム |
| 用途(産業など) | 搬送装置部品(チャック部品)、スライド部品、緩衝材 |
| 概要 | ウレタン溶着とはウレタン溶着とは、金属板やプラスチック板などの基材にウレタンゴムを焼付接着する加工技術です。ウレタンゴムは優れた耐摩耗性と弾力性を持つため、部品の摺動部や衝撃を受ける箇所に溶着することで、製品の寿命を延ばし、騒音や振動を抑える効果が期待できます。 搬送装置のガイド部品、機械のスライド部、緩衝が必要な接触面など、幅広い用途で採用されています。金属やプラスチック単体では実現できない機能を、ウレタン溶着によって付加することができます。 ゴムライニングとウレタン溶着(焼付接着)の違いゴムライニングと溶着(焼付接着)は基本的に同じ加工内容を指します。明確な言葉の使い分けはありませんが、当社の主力技術であるゴムライニングは、生ゴムを加硫させながら金属母材に接着させる「加硫接着」という方法で、ローラーやタンクなど立体的な形状に対応しています。 ウレタン溶着(焼付接着)は技術的にはゴムライニングと同じですが、すでにシート状に成形されたウレタンゴムを金属板やプラスチック板といった平物に焼き付ける技術です。なお、お客様によっては図面上に「接着」と記載されることがありますが、「接着」は接着剤やテープを使用する方法であり、ゴムライニングや焼付接着とは異なります。 加工のポイント今回の事例は、搬送装置のチャック部品(滑り止め・緩衝材として機能する部品)に、厚さ1mmのウレタンゴムシートを焼付接着したものです。シート状に成形されたウレタンゴムを平物に焼付する本技術は、通常のゴムライニングとは異なるやや特殊な加工となります。 加工にあたっては、まず金属母材の表面を粗く処理し、洗浄・脱脂を施します。その後、焼付用の接着剤を使用しますが、本事例では材料の特性に応じて別の接着剤を組み合わせることで、通常のゴムライニングと同等の接着強度を確保しました。 特長のひとつが、金属母材の平面研磨なしで接着できることです。平面研磨を行うと工程が増えてコスト・納期ともに膨らみますが、当社の技術では研磨なしでも十分な接着強度が得られます。少量からの対応も可能ですので、平物へのウレタン溶着についてはお気軽にご相談ください。 技術情報ゴムライニングについてはこちら |
