産業機械

概要

産業機械に使用されているウレタンローラーの巻き直しを行いました。
ウレタンローラーは使用する用途や製造する機械に応じて、様々なタイプがありますが、一般的には搬送用のローラーや産業機械に使われる車輪のようなものがあります。（台車の車輪や搬送用コンベアなどで使用する細長く幅が大きなタイプもございます。）

ウレタンローラーとは

金属製のロール（芯金）にウレタンゴムを圧着した部品を指します。素材としてウレタンゴムを使用することで、耐摩耗性や耐薬品性能があがり、シリコンなどの他素材に比較してくりかえし摩擦が生じるような部分に使用されます。

お客様のお困り事

ウレタンゴムの経年劣化による剥がれや変色し、加水分解が起きることで表面のベタつきが発生しておりました。
かなり古いウレタンローラーのため、メーカーでは修理の対応をしてもらえずお困りでした。

巻き直しの注意点や加工のポイント

ウレタンローラーはお客様の使用環境に合わせて、どのくらいの硬度が必要かを判断してから巻き直す必要があります。
しかし、図面が残っていなかったり、お客様では必要な硬度が分からないことも多いのが現状です。
劣化したゴムを測定器で計測しても元の正しい結果が出ないので、そこから必要な硬度を判断することは困難でしょう。
小野ゴム工業では、経験豊富な技術者が現物を見て劣化具合を判断し、必要な硬度を提案しますので、是非お気軽にご相談ください。

また、

• ・メーカーだとコストが高額
• ・メーカーからリードタイムが３ヶ月以上
• ・図面が残っていないけど巻き直しできるか？

といったお悩みをお持ちの方は、当社で解決できる可能性がありますので一度ご相談ください。

技術情報

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